2016年02月18日

2016年02月17日

雫井脩介『虚貌』資金の出処

めっさ面白い。
一気に読んじゃった。

飛水峡に行ってみたい。

虚貌(上) [ 雫井脩介 ]

虚貌(上) [ 雫井脩介 ]
価格:616円(税込、送料込)


虚貌(下) [ 雫井脩介 ]

虚貌(下) [ 雫井脩介 ]
価格:616円(税込、送料込)


どうしても気になる点が、一点だけ。

この小説の真犯人は、横溝正史『犬神家の一族』の犬神佐兵衛に似てる。
天涯孤独の身から、財を成したってとこが。

犬神家の一族改版 [ 横溝正史 ]

犬神家の一族改版 [ 横溝正史 ]
価格:720円(税込、送料込)


けどね、犬神佐兵衛には、和尚というパトロンが居た。

進学するなら、学費。
起業するなら、多少の資金。
そういう援助は、あったはず。

この小説の主人公みたく。
全く何も無く全て自力ってのは、現実的じゃないなぁ。

おばちゃん、資本主義に毒されまくってるから。
資金は、どこから出てるのか?
この点がクリアにされてないと、全て胡散臭く感じちゃうのよ。

横溝正史。森村誠一。松本清張。
遠藤周作。有吉佐和子。大藪春彦。

往年の大作家先生達は、その辺は、きちんと抑えてた。
ような気がする。

この仕事で、この働き方で、こんなに稼げるのか?
そういう疑問は、置いといて。

まあでも、時代背景が、今と全く違うからね。

ニート、フリーター、引きこもり、主夫、パラサイト。
そんな言葉も概念も、無かった時代。

働かざる者、食うべからず。
生きる事、イコール、働く事。

イクメンどころか。
マイホームパパは、侮蔑語だった。

そんな時代に。
生活費が、どこから来るか。
それを曖昧なまま、話を進めるのは、不自然すぎる。

一気に、リアリティが、無くなる。

そう言えば。
『オーデュボンの祈り』の中で、「この島に圧倒的に無いものは、リアリティ」、という記述があった。

そりゃ、無いよ。
あんな状況で、どうやって経済が、回ってくのか。
不思議でしょうがなかったもん。

オーデュボンの祈り [ 伊坂幸太郎 ]

オーデュボンの祈り [ 伊坂幸太郎 ]
価格:723円(税込、送料込)


そんな不自然さが許容されるのは、豊かな時代ならでは。
喰うに困る貧乏が無い時代、だからこそ。
どうしても、そう感じてしまう。

にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ
にほんブログ村




posted by ちをみん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍絡み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月16日

お乳は血

こちらの続き。
「良性腫瘍への道1」

お前、3年前の話の続きを、今頃書くの?
てな感じですが。

5年後だろうが、10年後だろうが。
書きたくなったら、書きまっす。

書きたい時に、書きたい事を書く!
だって、ここは、私のブログだもの。

とか。
偉そうに宣言するほどのものでも、ないですけど。

医者でさえ、首を傾げた。
当時の現象。

私は勝手に、想像妊娠だと、決めつけています。

母乳と血って、同じ成分なんだって。
「乳(ちち)」という言葉は、「血」から来てるそうです。

体的には、お乳を出してるつもりだったわけ。
実際に出てきてたのは、血だったけど。
気分だけ授乳、みたいな。

子供がいない事を、そこまで深刻に悩んでいる自覚は、無かったんだけどねぇ。
心の傷に、体が先に気付いちゃってたのねぇ。

当時の私は。
子供を連れている人を見ると。
涙がポロポロ零れて、唇をギリギリ噛み締めるくらい。
羨ましかったんだわねぇ。

誰にも、言わなかったけどさ。

その気持ちは、今もそんなに、変わってないかも。
これも誰にも、言わないけどさ。

自分のブログだから。
たまには、本音を書くよ。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 二人暮らしへ
にほんブログ村
posted by ちをみん at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 良性腫瘍への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月15日

『話を聞かない男、地図が読めない女』脳が違う

かなり大昔に、流行った本。

脳の器質的な違いに、基(もとづ)いて。
男女の差異を説明しています。

うちの奴もさぁ。
この本に、書かれてるように。
喧嘩すると、黙り込むのよ。

ふてくされて、無視している。
そうとばかり思っていた。

んがっ。
違うらしい。

敵の言い分。

「頭脳は高速回転で、論理的思考をしているのだが。
 口に出しても、事態は良くならない。
 それどころか、血の雨が降るのは、必至。
 言いたいことは、色々あるが、黙っておこう」

なんだって。

ふーん。
そうなんだ。
そりゃあ、知りませんでしたわ。


posted by ちをみん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍絡み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月13日

伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』吉里吉里人

全体的なイメージとして。
井上ひさしの『吉里吉里人』を、思いっ切りスケールダウンした感じ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

吉里吉里人(上巻)改版 (新潮文庫) [ 井上ひさし ]
価格:853円(税込、送料無料) (2017/6/28時点)



『吉里吉里人』のラストは、リアルで怖かった。
もしも実際に、独立だの鎖国だのしても。
正にあの通りに、徹底的に叩き潰されるんだろうな。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

吉里吉里人(下巻)改版 (新潮文庫) [ 井上ひさし ]
価格:907円(税込、送料無料) (2017/6/28時点)



日本政府が、と言うより。
国家権力って、容赦無いから。

国家の本質は、人命よりも納税優先。
脱税追い込む気合いで、殺人事件を捜査すれば。
殺人犯の検挙率は、相当に上がるはず。

でも、やんない。
国家の本質は、搾取だから。

なーんて言い方したら。
左翼チックかしら。
左翼、大っ嫌いだけど。

お祖母さんと案山子(カカシ)と桜は、哲学者だね。
ああいう人が、身近に1人でもいれば。
生きるのは、かなり楽になる。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

オーデュボンの祈り (新潮文庫) [ 伊坂幸太郎 ]
価格:766円(税込、送料無料) (2017/6/28時点)



にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ
にほんブログ村
posted by ちをみん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍絡み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

山田健『遺言状のオイシイ罠』本当に美味しい

これって、現代のファンタジーだよなぁ。

こんな美味しい罠なら。
私も、是非とも、嵌(はま)りたい。

それにしても。
土肥老人は、深いお人だ。

こんな人が、身近にいたら。
人生が充実して、有意義になるね。

アパートの住人達が、羨ましいよ。

にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ
にほんブログ村

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

遺言状のオイシイ罠 (ハルキ文庫) [ 山田健 ]
価格:984円(税込、送料無料) (2019/10/15時点)


posted by ちをみん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍絡み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月08日

伊坂幸太郎『ラッシュライフ』そっくりなラスト

何かを振り切った登場人物達が、タワーの展望台に上る。
というラストが、有吉佐和子の『非色』にそっくり。

『非色』の粗筋。

敗戦直後に、占領軍の黒人兵と結婚した日本女性の物語。
アメリカに渡った主人公は、黒人差別の現実を知り、愕然とする。

主人公が住んだ当時のアメリカの某州では、堕胎罪が存在していた。
身ごもった女は、何が何でも、産まなければならない。
日本では、簡単に中絶ができたのに。

なんて現実にも、衝撃を受ける。

危険な闇中絶をした日本人の友達が、死んじゃったり。
避妊してくれない夫のせいで、子供ボロボロ増えちゃったり。
働かない夫の代わりに、身を粉にして働いたり。

とにかくやたらと、苦労しまくるわけ。

黒人男性の妻である私は、この国(アメリカ)では、日本人として扱われない。
夫と同じ、黒人として扱われるんだ。

そうだ、私は黒人だ。
日本に帰る事は、諦めよう。
この国で、黒人として、生きていくんだ。

そう覚悟を決めた主人公は、ラストでこう呟(つぶや)く。

 明日は、あのタワーの展望台に上ろう。
 自分達の住む町を、高い場所から見下ろすのだ。
 お金は・・・。
 まあ、いい。なんとかなるだろう。

ラストは、涙無くして読めなかったわ。

『ラッシュライフ』は、良く出来た面白い小説です。

『非色』は、魂を抉(えぐ)る感動作です。
これぞ名作ですわよ。

ラッシュライフ [ 伊坂幸太郎 ]

ラッシュライフ [ 伊坂幸太郎 ]
価格:723円(税込、送料込)


posted by ちをみん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍絡み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月07日

恩田陸『六番目の小夜子』個人情報の保護

えーと。
黒幕というか、仕掛け人というか。
その人は、どうやってサヨコの存在を知ったんだろうか?

サヨコが、成人した社会人ならね。
グーグル検索でもすれば、名前出てきそうだけどさ。

女子高生の名簿も、どっかに流れてるのかしら。
流れてるんだろうな。

こういう名前の女子高生が、存在すると知る。
そこまでは、まあ何とか、あり得そう。
超絶に不自然ってわけでもない。

親が、いつどこに転勤するか。
そんなのまで、分かるもんなのかしら。

個人情報の保護って、どうなってるんでしょ。

仕掛け人と女子高生の親が仲良しさんなら、すんなり話は繋がる。
そんな記述は、無かったような気がする。
あったのかしら?

まあ、どっちでも。
どーでもいいや。

にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ
にほんブログ村

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

六番目の小夜子 (新潮文庫) [ 恩田陸 ]
価格:637円(税込、送料無料) (2019/2/12時点)


posted by ちをみん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍絡み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月01日

裏ブログ

実は、隠していたわけでは、あるんですが。
私の裏ブログです。

「ほぼひとり外食日記」

て、嘘うそ。
隠してたわけでもなく、裏ブログでもありません。

なんとなく、リンクしそびれてただけ。

にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ
にほんブログ村



ラベル:裏ブログ ブログ
posted by ちをみん at 13:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫婦二人の静かな生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする