2019年12月26日

『北朝鮮を知りすぎた医者』

ドイツの医師、ノルベルト・フォラツェン著。

@北朝鮮。
MRIの超音波、心電図、X線装置。
等の最新の設備は、高級軍人か党のエリート専用の病院でないと、無いそうな。

私は、全部、やったことあるよ。

@日本。
私みたいな、役立たずなボンビー人でも。
北朝鮮の幹部並みの医療が、受けられるってことね。

1時間待たされたくらいでブーたれたら、いかんね。

@北朝鮮。
一般庶民は、物資不足の麻酔不足で。
忍耐と根性で、絶叫しながら、手術を受けるらしいっすよ。

麻酔無しの手術なんて。
阿鼻叫喚の地獄絵図。

@日本。
歯の治療でも、「痛かったら、遠慮無く、言って下さいねぇ〜」。
だもんなぁ。

ヤワになるわな。
ヤワで結構。
痛いのイヤ。

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2019年12月24日

ユン・チアン『マオ』自殺と心中

心中。
特に、子供を道連れの無理心中。
昭和時代は、よくありました。

平成以降は、あまり聞かなくなったけど。
これって、日本独特なものだと思ってた。
そうでもないんだ。

あんまりにも、ショッキングだったので。
引用しちゃう。

『マオ 誰も知らなかった毛沢東』
ユン・チアン著
講談社

------------(ここから引用)-----------------

多くの人間にとって、自殺は苦しみを終わらせる唯一の方法だった。
崖から飛び降りた者もいれば、井戸に身投げした者もいた。
子供や配偶者がいる者は、彼らを先に殺してから自殺するケースが多かった。
(中略)
自殺未遂者は、情け容赦なく糾弾された。
ある者は割れたガラスを飲んで自殺を図ったが果たせず、息を吹き返したとたん「自己批判を書け」と言われた。

------------(引用ここまで)-----------------

自殺に失敗した人間を、死に損ないと罵るなんて。
21世紀の日本じゃ、考えられない。

自殺未遂する人が、いたら。
オロオロして心配しちゃうのが、真っ当な人間てもんでしょ。

真っ当でいられる、時代と国に生まれられて、本当に良かった。

それって、個人の努力とは、全く関係無く。
完全に、運だもんなぁ。

人生の8割くらいは、実は、運で決まるような。
そんな気が、している。

運という言葉だと、語弊があれば。
神の采配、気紛れ。
とでも、申しましょうか。

とにかく。
不公平よねぇ。

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2019年12月23日

ユン・チアン『マオ』平和は退屈

「平和は、退屈」。
中華人民共和国の、故マオ主席様が、言ったお言葉です。

何の力も無い、一般市民が言うなら。
実害は、無い。
軍隊を動かせる権力を持つ人間が言うのは、シャレにならん。

『マオ 誰も知らなかった毛沢東』
ユン・チアン著
講談社

---------- ここから引用 ---------------

毛沢東には、自分がアメリカに負けるはずがない、という確信があった。
中国には何百万もの兵隊を使い捨てにできるという基本的な強みがあるからだ。
(中略)
兵隊の使い捨て競争になればアメリカがとても中国には太刀打ちできないことを、毛沢東は知っていた。

---------- 引用ここまで ---------------

こりゃアメリカ負けるわ。

子供10人死なせても平気な、鬼母。
1人死なせても心を痛める、菩薩母。

そんな鬼母と菩薩母が、子供同士を殺し合わせるようなもんだもん。
菩薩母に、勝ち目あるわけない。

守るものが多い方が、どうしたって、負けるわな。

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2019年12月22日

ユン・チアン『マオ』死刑と拷問

ユン・チアン女史によると。
死刑と拷問の廃止は、20世紀初めに、もてはやされた考えなんだって。
たった100年前じゃん。

まぁ、日本だって、たった70年前。
「戦争反対」と主張する人を拷問してたんだからねぇ。
そんなもんか。

それにしても、マオ(毛沢東)たん。
すんごい事言うなあ。

「平等は、理想の中にある。現実には無い」。

さすが、理想世界の偉大な指導者、マオ大先生。
世界の。
いや、人類の真実を、見抜いていらっしゃる。

だけんどもさ。
それを言っちゃあ。
身も蓋も無いでしゅら。

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2019年12月21日

ユン・チアン『マオ』女は名無し

昔の中国では、女は、名前付けてもらえなかったんですって。
びっくりー。

名前が無くて、どうするか。
文(ウェン)家の七番目の娘だと、「文七妹(ウェンチーメイ)」とか呼ばれるんだって。

名前が無いなんて、物みたい。
てか正に、物扱いだったんだろうな。

やだやだー。

まぁ、日本だって。
戦後まで、似たようなものだったけどね。

女三界に家無し。
なーんて、言われておりましたよ。

あら、やだ。
「さんかい」で「三界」って変換が、出てこないわ。
そんなに古い言葉なのかしらん。

女は、結婚するまでは、父親に仕え。
結婚したら、夫に仕え。
夫が亡き後は、息子に仕える。

仕えてばっかり。
自分の意思は、持ってはいけなかったのです。

やだやだー。

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2019年12月16日

森達也『職業欄はエスパー』左の目の悪霊

この本に依(よ)ると。
超能力があるとされる(自称している?)人物には、左眼が極端に悪い人が、多いそうです。

霊能者の宣保愛子。
自称サイババの後継者で、ライフスペース(今で言うところのスピリチュアル系団体)の主催者、高橋 弘二。
元オウム真理教の教祖、麻原彰晃。

上記の3名全員。
左眼が、悪い。
もしくは、殆ど、視力が無い。

恐山のイタコにも、左目が悪い人が、多いそうです。

「左の目の悪霊」という言葉を聞いた事が、あるけど。
何か、関係あるのかなぁ。

偶然の一致にしちゃあ。
出来すぎてて、薄気味悪い。

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2019年12月14日

貴志祐介『硝子のハンマー』

親の借金で、人生を狂わせられる子供。
宮部みゆきの『火車』の主人公と、一緒だわね。

宮部みゆきの『火車』は、超名作です。
読みだしたら、止まらなくなって。
徹夜して、一晩で、読んじゃったよ。

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『火車』の主人公の女性も。
『硝子のハンマー』の椎名章も。

借金で飛ぶような、頭の悪い親に、育てられたのに。
滅多矢鱈と、頭がいい。
更に、行動力と意思の力もある。

頭脳、行動力、強い意思。
この3つを持ってる人間は、大抵の望みを叶えられる。

はずなんだけど。
育ちの不遇さのせいで。
その力を自分を幸せにする方向には、使えず。
何でなんだか、犯罪に手を染めざるを得なくなる。

日本が、法治国家である限り。
違法な手段によってでは、絶対に自由は、勝ち取れない。

大変に無慈悲で、可哀想だけど。
そういうシステムに、なっている。
頭いいのに、どうしてそれが、分からないかな。

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2019年12月12日

荻原浩『コールドゲーム』いじめられっ子の親

いじめられっ子の親も、いじめられっ子。
かどうかは、知りませんが。

不良少年、亮太君の言葉。
「遺伝すんだよ、そういうのは。親子そろっていじめられ体質。呪われた血だ」。

きっつー。
けど、同意。
ヤクザの組長の息子がいじめられっ子とか、想像出来ないもん。

ここで、良い子の皆様(いるのか?)に、残念なお知らせ。

大人の世界にも、いじめは、あります。
いじめで自殺しちゃう大人も、存在します。

でも、子供の世界のいじめとは、性質が違います。

大人の世界のいじめは、徹底的に、自己責任。
いじめで自殺しても、子供の自殺のように、同情されません。

弱い個体の淘汰。
くらいに、流されます。
口に出しては、絶対、言わないけどね。

それは、自殺する本人も、分かってると思う。

子供の世界では、自殺は、絶対に「負け」ではない。
100%、助けられなかった、周囲の大人の責任。

だから、ティーンエイジャーは、決して、自殺しては駄目。
社会のせいにでも、親のせいにでも、先生のせいにでも、周りに責任なすりつけまくってでも。
死んではいかん。

いじめられてる本人の責任が、全く無い分。
子供の世界のいじめの方が、質(タチ)が悪い。

大人のいじめは、対処が簡単。
自分に非があって爪弾きにされるなら、非を改める。
非がないなら、堂々としてる。

理不尽な扱いに抵抗する、気合いと知恵がある人間。
それを、大人って言うんだからさ。

子供のいじめは、そういう理屈や道理が、通じないからなぁ。
本能に根ざしてるみたいなとこが、空恐ろしい。

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以下、ネタバレです。

廣吉君の両親、すげー。

このワイルドさを、息子が生きてるうちに、発揮すれば良かったのに。
そしたら息子、自殺しないで済んだよ。

お母さんも、死んだ息子のミイラに、語りかけるより。
生きてるうちに、ちゃんと話聞いてあげれば、良かったのに。

物凄ーく、残酷な事を言っちゃいます。
実際に、現実にも、こういう親、多いんだろうな。
子供が死んで、初めて、気が付くっていうか。

更に、残酷な事を言うと。

自分の自殺後。
親が、いじめっ子に復讐したからって。
あの世で、喜ぶ子って、いるんだろうか。

いじめ自殺で子を亡くした親が、やるべき事って。
いじめっ子に対する復讐ではなくて。
もっと全然、違う事のような気がする。

許す、赦す。
というのまでは、無理でも。

学校も社会も親も、誰も救えなかった命。
その命を、誰が、どうやったら、救えたのか?
とてつもなく重くて、嫌な、目を背けたい問題。

それを真摯に社会に、訴え続ける。
たとえ、答えが、返ってこなくても。

いじめ自殺で子を亡くした親が、出来る事するべき事って。
そんなことくらいかなぁ、と思う。

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2019年12月11日

『ファウジーヤの叫び』 この世に楽園は無い

アフリカからアメリカに、亡命した女性。
ファウジーヤ・カシンジャ。
その、ノンフィクション小説。

第一章「監獄のなか」からの引用。

------------ (ここから引用) -------------------

アフリカの教師たちは、アメリカは偉大な国だと教えてくれた。
自由の国、正義が守られる国だ、と。
ところがわたしがたどり着いたのはアメリカの暗い片隅で、そこには正義など存在しなかった。
そこにあるのは、残忍さと危険と冷淡さだけだった。

------------ (引用ここまで) -------------------

この教師は、「アフリカよりは」と付け加えるべきだったね。

この世に、楽園が、ある。
そんな幻想を抱かせるのは、残酷だ。
幻想にすがるのは、不幸だ。

今のところ、地球上には。
「地獄」と「刹那の楽園」は、あるけれど。

完璧な正義が、行われる。
天国のような国家。
そんなのは、残念ながら、まだ無いよ。

実現できる、気配も予感も。
私には、感じられない。

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2019年12月10日

荻原浩『噂』ギャル刑事にホスト刑事

近年、殺人の数自体は、減ってるけど。
意味の無い殺人が、増えてるらしい。

日本も、平和になったのねぇ。

江戸時代以前の庶民みたいに、食うや食わずの慢性飢餓状態。
戦時中みたいに、定期的に、爆撃空爆される。
内戦地帯みたいに、いつ地雷を踏むか、分からない。

マジヤバに命の危険が、リアルに隣り合わせ。
そんな状況で、趣味で人殺しなんて、やってらんない。

食うために人殺すのは、日常茶飯事に、ありそうだけどさ。

江戸時代の飢饉の、赤子食い。
太平洋戦争の敗残兵の、人肉食い。
それって、殺人罪として、裁けるんですかね。

とまれ、この作品の話。

Rの文字を見た瞬間に、ピンときちゃったよ。
金田一少年やコナン君の、読みすぎかしら。
この文字の解釈について、全く触れられてないのが、不自然すぎる。

コギャル刑事、孫ギャル刑事、イケメン刑事、ホスト刑事。
なんてのが、冗談抜きで、必要かも。

独特な観点からの、モノの見方。
そういうのが、無いと。
現代の複雑な殺人の、心理だの原理だのに、辿り着けないんじゃないか。

前近代的ババアは、憂慮するわけです。

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ラベル:荻原浩 小説
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