「新車でいきなり追突事故1」
車を道端に寄せて、停車させ。
追突してきた相手と、話し合いになるわけですが。
なんと相手は、「自分は警察官です」と仰(おっしゃ)いました。
この、ご時世。
警察を名乗られたからって。
無条件に信じるわけには、いきません。
オレオレ詐欺や振り込め詐欺だって、警察を名乗って、電話してきますもの。
半信半疑で、相手の方に、こう言いました。
疑うわけじゃあ、あるんですけど。
警察手帳を見せて下さい。
これに対する、相手の返事。
「警察手帳は、今は、持ってない」。
でも、自分は、無線の資格を持っている。
そのライセンス証明書? 免許証?
それに、警察の制服で、写ってます。
その無線の、免許証だかライセンス証明書だか。
確かに、警察の制服っぽい服を着てる。
でも、警察の制服(もどき)だって。
今時は、ドンキホーテで、買えるしなぁ。
そんな疑惑も、浮かんだりも、したんだが。
あんまり疑っても、キリが無い。
佇(たたず)まい、態度、言葉遣い、雰囲気。
全てが、真面目そうでキチンとしてて、感じいい人でした。
ので、信じる事にしました。
最終的には、自分の直感を、信じるしかないです。
本来なら、警察沙汰にするような事故でも、なかったのですが。
買って1日目(どころか1時間ちょっと)の、ど新車なのと。
自分は、警察官なので。
きちんと事故として処理してもらった方が、自分の立場的にも助かる。
警察呼んで、ちゃんと事故として扱ってもらいましょう。
相手の主張に納得し、警察呼ぶのに、同意しました。
そんでもって、この方、本当に警察官でした。
通報時に、「職員です」と名乗ってました。
警察が来るまでにも、色々と教えてくれて、テキパキと処理をしてくれました。
とっても、頼もしかったです。
一時停止違反やスピード違反で捕まった時は、「警察は敵だ!」と憤慨するくせに。
事故った時は、相手が警察官だと、「ラッキー♪」と安堵しちゃう。
人間というのは、勝手なものです。
交通事故の相手が、身元の固い、ちゃんとした。
しかも、性格も人柄も良い人で、本当に良かったです。
事故に遭って、良かった。
てのも、変な話ですが。

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